パロディウスだ!
〜攻略編〜
攻略の基礎編
紹介ページでも触れたが、このパロディウスだ!をプレイする上で絶対に理解しておかなければならないのが、難易度のシステムだ

このパロディウスだ!では普通にプレイしていると大体8面の辺りで撃ち返し弾が発生してしまうほど難易度が上昇してしまうため、1周が非常に困難となってしまうのだ。

これを回避するための方法は、ひとつは死ぬとランクが下がるのを利用し復活のしやすい場所でわざと残機を潰すことと、そしてもうひとつはスピードアップを取るのを極力避ける、の二つだ。

まずは死ぬとランクが落ちる、という部分だが、従来のグラディウスシリーズでは難易度のランクはその時に装備しているパワーアップの数に比例していたのに対し、このパロディウスだ!では死ぬとゲーム全体のランクが落ちるため、そこから復活してもランクがすぐに元通りにはならず、結果的にノーミスで進むよりも残機を潰しながら進む方が遥かに楽に進めるようになる。

そして2番目のスピードアップを取るのを避ける、については、このゲームではスピードアップがそのままランク上昇パワーアップと言っていいほどランクに大きく関係しているためだ。

それでは何故スピードが大きくランクに関わってくるのか、ということなのだが、一流のアーケードゲーマーというのは自らの腕に自信があるためかスピードを取りまくる、逆に初心者は操作に自信がないのでスピードは控えめ、と言う両者の対極的な傾向を考慮したためと思われる。

そうすれば上級車には辛く、初心者には易しく出来るので、スピードをランクに関係させることが、ゲームの難易度をプレイヤーの腕に合わせられる最も確実な方法だったからだ。


ステージ攻略
1面 2面 3面 4面 5面 6面 7面 8面 9面 10面


どのキャラクターを選ぶか
このパロディウスだ!では、4人の中からひとりのキャラクターを選んでゲームを進めて行くのだが、キャラクターによって大幅に難易度に差が出るので、あくまで1周クリアを目指すのであれば、どれにしようかな、という感覚でキャラクターを選ぶ訳にはいかない。

それでは一体誰を選んでいけばゲームを楽に進めるか、ということだが、とりあえず初心者はツインビーを選んでいき、ある程度ゲームに慣れて来たら、タコを選んでいくのもいいだろう。


キャラクター紹介
ビックバイパー
いわずと知れたグラディウスシリーズの主役であり、このパロディウスだ!でも最初の機体は主役のタコを差し置いての1番目の機体となっている。

パロディウスだ!におけるバイパーは基本的に初代を踏襲しており、グラディウスファンにはたまらない装備となっているのだが、初代の装備というのは後のシリーズでは苦戦を強いられた装備でもあるため、後述するタコやツインビーと比較した時に若干辛い部分が多く、特にミサイルの連射が効かないのが非常に痛い。

それでもレーザーの上下の当たり判定がかなり大きいため、背後からダッカーが大量に出現する6面や10面ではかなり楽に進むことが出来るだろう。全体的に見れば厳しいキャラでありながら、他のキャラでは苦戦する面を得意とするという特徴などは、いわばグラディウスシリーズの主役の面目躍如と言った所であろう。


タコ
2WAYにテイルガン、そしてリップルとくればグラIIの4番装備だが、その4番装備を扱えるのがMr.パロディウスことこのゲームの主役であるタコだ。

さすがにグラIIで最強を誇った武器を装備しているだけのことはあり、背景のスクロールが速いためミサイルが後ろに流れてしまう5面を除けばこれといって苦手とする面はなく、総合的に見てかなり強いキャラのひとりだ。

ただオプションもタコなので、自機と重なってしまうとどれが自機だかわからなくなってしまう可能性があるので、自機の居場所には常に気を配るようにしていこう。


ツインビー
グラディウスと並んでコナミを代表するシューティングゲームである、ツインビーの自機、ツインビーだ。

ツインビーシリーズは家庭用ではこの時点ですでに4作を数えていたにも関わらず、アーケードでは全く続編がなかったおかげで、ツインビーはアーケードでは久々の登場となった。しかしどこでどう間違ったのか機体がピンク色で目がふたつ付いてしまっているので、実質ウインビーとなっている。

このツインビーは3WAYとロケットパンチのおかげで前方からの敵に対しては圧倒的な強さを誇っており、前半5面は全キャラ中最も楽に進める。しかしオプションが分身となっており常に動いていないと重なってしまうことや、後方からの敵には自機を近付けないと倒せないことなどが後半6面以降でネックとなってくるため、次第に辛くなって来る。そのため、後半面ではベルパワーをうまく使いこなすことが重要だ。


ペン太郎
イー・アル・カンフーと並んでコナミのファミコンソフト第1弾であるけっきょく南極大冒険からの出張となったのが、そのゲームの主人公であるペン太郎だ。

けっきょく〜はアクションゲームのため、ツインビーのように元のゲームの装備が活かされてはおらず、パロオリジナルの設定となっているだのが、これがまた使いづらい装備ばかりで、結果的に4人の中で最も難易度が高いキャラとなっている。

スプレッドガンはグラディウスシリーズで最強の威力を誇ったスプレッドボムの改良版なので、一見かなり強そうなのだが、実際耐久力のある敵は少ないので使い所がない。グラディウスでいうフォトンのポトンも同様だ。

オプションも分身で使いづらいし、バブルは全方向バリアだが全キャラ中最も耐久力が低いという、まさにどうにもならないキャラと言えるだろう。結局の所、ファイナルファイトのハガーと同じく、ゲームを極めたい人が最後に行き着くキャラと言える。


ベルパワーについて
赤ベル

菊一文字という、縦に長い盾状の壁を作り出すことが出来る。菊一文字は攻撃判定も弾消し判定もある上に、自機を重ねれば無敵となれるので、全4ベルの中で最も役に立ってくれる。

青ベル

画面上の敵全てにダメージを与えるボムを発射出来る。またその時地形の色が黒に変化するのだが、この瞬間地形を通り抜けることが出来る。

緑ベル

自機とオプションが巨大化し、一定時間完全に無敵となる。

白ベル

メガホンから言葉が発射され、敵や弾を消すことが出来る。見た目は楽しいのだが、前方の狭い範囲にしか攻撃判定が生まれない上、横の判定は文字の長さが変わる度に変わってしまうので、基本的には取ってはならないベルだ。

また4つとも、一度ベルを取るとその時張っているバリアのパワーアップが無効となる。



       赤ベルの菊一文字                 緑ベルの無敵


ステージ攻略
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