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シムシティー |
任天堂 1991年4月26日発売 4M+256KRAM シミュレーション カーソル操作 Yボタン 決定 Bボタン マップ移動 |
街作り | |||||||||||||||||||||
![]() プレイヤーは市長となり、住宅や商業地、道路などを敷き詰めていき街作りをしていくのが目的。基本的に街作り以外の明確な目的は存在しないため、人口増加を第1に考えた街作りや、実際にプレイヤーの住んでいる街をそのままシミュレートした街作りなど、何の規制にも捕らわれずプレイヤーの思うがままに街作りを行っていけるのが、このゲームの最大の魅力だ。 その完成度の高さから、PCを持っていない家庭用ユーザー の間でも移植は切望されていたのだが、どのハードでも移植の話は持ち上がらず、家庭用ユーザーはPCユーザーを羨望の眼差しで見ていることしか出来なかった。 ![]() さすがに任天堂による移植だけあり、どの雑誌を読んでも評価は非常に高かったのだが、否定派の意見も若干ながらあった。 というのはSFC版では、最終目的をメガロポリス、つまり50万人都市を作ることと明確にしてしまっているため、プレイヤーの遊び方をやや制限してしまっている感があったからだ。 ![]() もっとも人口がどんどん増えていく様子を見るのはとても楽しいし、50万人を達成した時の達成感も相当なものがあるから、一概に否定は出来ないのも事実だ。 ![]() 明確な目標がない方が良かったという人も確かに存在した訳だが、家庭用ユーザーに合わせたアレンジを行った任天堂の選択は、やはり正解だったと言うべきだろう。 |
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50万人への道 | |||||||||||||||||||||
![]() 最初にプレイヤーがやることはマップの選択なのだが、マップの大きさは全て同じでも、水域の面積により建造物を建てられる数に大きな差が出てしまうため、ここで選んだマップによっては絶対に50万人を達成することは出来ない。 よって慎重にマップ選びをすることになるわけだが、ROMカセットなのにどういう訳かロード時間があり、またそれが異常に長いため、ひとつひとつマップを確認していくことなどとても出来ないのだ。 ![]() とりあえずマニュアルを参考にし、No.61を選んでいけばメガロポリスへの第1歩が踏み出せる訳だが、当然実際の街をそのまま再現していくやり方ではなかなか市民は増えていかず、このゲームのセオリーに乗ってプレイすることが必要となってくる。 最初は大体マップの中心に、住宅街と商業地を縦に2つずつ並べながら設置していき、その左右に線路を縦に設置して、マップの端に原子力発電所と工業地、そして線路を設置していき、ある一定の間隔を開けながら警察署と消防署を設置していく。 ![]() 以降は少しずつ建造物を設置していけば余程のことがない限り市民は増え続け、30万人は楽に達成出来るのだが、大体40万人を越えたあたりで、突然人口増加が頭打ちになってしまう。 住宅を設置しようにも、すでに場所がほとんど埋めつくされ、あったとしても工業地区のそばなどで設置しても人が集まらずスラム化してしまったりするなど、非常に辛い自体に陥ってしまうのだ。 ![]() そして48万人ぐらいまで行ったら、最終手段として税率を0%に変更し、一気に人口の増加を狙う。 これで50万人に達してしばらくすると、Dr.ライトからメガロポリス達成の報告と記念としてマリオ像が贈られ、無事ノーマルモードでの目標は達成したことになる。 |
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シナリオモード | |||||||||||||||||||||
ノーマルモードの他に、地震やメルトダウンなどの災害に見舞われた都市を、各都市ごとに指定された年数の範囲である程度のところまで復興させていくという、SFC版オリジナルのシナリオモードも用意されている。 これらは6つ用意されているのだが、全てクリアするとご褒美としてマリオの顔が森林で描かれている、水域が一切ないマップでプレイすることが出来るので、完全にプレイヤーの思い通りに街づくりをすることが可能だ。 |
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当時の思い出 | |||||||||||||||||||||
![]() 正直そんなに関心があったゲームでもなかったのですが、祖母がお小遣いをくれたので何かゲームでも買おうと思い、その時私の目に止まったこのゲームを購入したという訳です。 あまり雑誌の記事などは読んでいなかったので、ゲームをプレイする上でのセオリーなどはほとんど知らなかったたのですが、すぐに攻略本も購入しましたので、それを読みながらコツコツと50万人を目指してプレイしていきました。 ![]() しばらくして再開したのですが、また何十年もプレイさせられるのは嫌だと思いましたので、ファミマガに載っていたお金を一気に最高に出来る技を使ってプレイしていき、かなり早い段階で50万人達成することが出来ました。 もちろん褒められたプレイではありませんが、この時点では私はすでにアーケードゲーマーとなっていましたので、長い時間をかけてプレイするのは面倒に思い始めた頃でしたから、このようなプレイはやむを得なかったと思います。 |
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