旧約・女神転生
女神転生 I・II


SFC アトラス 1995年3月30日発売

10800円 16M

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名作をリメイク
「旧約・女神転生」は、ファミコン版として発売された女神転生シリーズのIとIIをカップリングして発売したもの。

SFCである以上当然グラフィックやBGMは強化されているが、基本的に真・女神転生のシステムがベースとなっているため、キャラクターのグラフィックなどはファミコン版と比べて若干落ちる。

IとIIどちらからでもプレイ出来るが、Iでエンディングを向かえそのままIIへと移行した時のみに起きるイベントが新たに追加されているので、やはりIから順にクリアしていくのが基本だろう。






女神転生I
ファミコン版の女神転生Iは難易度がかなり高く、完璧な攻略本があってもクリアするのは辛いほどだったが、このSFC版では十分クリアまでたどり着けるよう調整されている。

セーブポイントやアイテム購入の道具屋などがミコンの街以外にも設けられた他、ダンジョンのフロアマップも全て新規のものに変更された。

システムも女神転生IIと同様のものに変更されており、ダンジョンや人物のグラフィックも異なるのでファミコン版とはかなり雰囲気が異なってしまったため、賛否両論はっきり分かれる作品となってしまったが、クリアまで近くなったのは良いことだと思う。










女神転生II
女神転生IIは基本的にはファミコン版の忠実な移植と言って良いが、階段システムの関係により一部のマップが変更され、他にもチェックマンがターミナルに変更されたりしているなどの若干の違いが見られる。

ストーリー面では新たに芝にもターミナルが出来たり、ファミコン版では上野でしか出来なかった3身合体が全ての邪教の館で可能など、難易度は多少低くなっているのは嬉しい所だが、反面悪魔の持つマッカが少なくなってしまったのは辛い所だ。

IIもI同様SFCのみのイベントが追加されたが、IIにおいては例のイベントがファミコン版以上にその後の展開に大きく関わってくるようになっている。


ファミコン版では例のイベントにおいて見逃す選択をした場合のみ、最強の魔神を仲魔にすることが可能であったため、1度知ってしまうとそのルートしかプレイしたくなくなってしまうのだが、SFC版では逆ルートにおいてのみ仲魔に出来る悪魔が追加されたため、ファミコン版のような訳にはいかなくなった。

その魔神たちとはアルテミス、レト、アポロン、ゼウスの4体であり、アルテミスはヴィシュヌ、それ以外の魔神が別ルートのみで出現する3体の魔神と同一パラメータとなっている。





ゼウスは他の3体との3身合体のみで出現するため、結局は別ルートの悪魔の方が強力になってしまうのだが、渋谷でのイベントもこちらのルートでプレイしないとイベントが発生しないようになっているため、ファミコン版とは異なりこちらのルートでもやりがいのある出来となっている。

その他上記とは全く関係ないジャックフロスト絡みの新規イベントなども存在するが、こちらは自力で見つけるのは非常に困難だろう。














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