新日本プロレスリング
闘魂烈伝3

PS トミー 1998年3月19日発売

6800円 CD-ROM

メモリーカード 3〜15ブロック

十字キー 8方向移動

○ボタン 投げ技
×ボタン 打撃技
△ボタン 関節技
      □ボタン 相手を起こす 走る



闘魂烈伝3
1998年3月、いよいよアントニオ猪木の引退試合が目前に迫りプロレス界はその話題で持ちきりだったが、その引退試合の直前に発売されたのが、この闘魂烈伝3だ。

よって引退に合わせて初回版は猪木引退限定盤として発売されたが、通常版との違いはタイトル画面で猪木の過去の名シーンが見れるぐらいで、後は通常版と変わるところはない。

基本的な操作などは前作からほとんど変わっていないが、ようやく60フレームモードがオプションで選択出来るようになり、TVモードにすると技をかけた時にアップになるなど、演出面にかなりの進化が見られる。またムービーは全て実写となっているが、これらは闘魂Vスペシャルからの映像だ。


それら色々パワーアップしている演出面の中で、最も特筆すべき要素は、やはり入場シーンが加わり実際のテーマ曲が使われるようになったことだろう。











テーマ曲
この闘魂烈伝3では、一部のレスラーを除いては、実際に会場で使われているテーマ曲が使われている。

このような事が出来た要因というのは、新日本プロレスでは蝶野のCRASH以後、テーマ曲がウッドベルレーベルに統一していったため、曲の版権を管理しやすくなったためだ。

キングレコードが版権を持つ、長州力の「パワーホール」や山崎一夫の「UWFメインテーマ」などもしっかりと収録されているが、橋本真也の「爆勝宣言」はビクターが版権を持っているため、オリジナル版は収録されておらずキングレコードのカバー盤が使われている。



もちろん洋楽や海外マットオリジナルのテーマを使用しているスコット・ノートンや、スタイナー・ブラザーズらのテーマ曲は収録不可能なため、ゲーム用のオリジナルテーマが用意されている。エディットレスラー用に用意されたボーカル入りのテーマは、ウッドベルの愚零闘武多協奏曲というCDに収録されているイメージテーマだ。

会場使用曲が使われている以上、値段が従来のPSソフトよりも1000円値段が上がっているのはやや辛いが、やはりゲーム史上初めて会場使用テーマ曲の使用を実現したという意義は大きいものがある。ただ肝心の入場シーンではレスラーがリングコスチュームを着ていないため、いまひとつの出来となっているのが残念だ。







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