SONIC JAM (ソニック・ジャム) |
|
セガ 1997年6月20日発売 4800円 CD-ROM バックアップメモリ対応 |
ソニックの集大成 |
「SONIC JAM(ソニック・ジャム)」は、過去にMDで発売されたソニック・ザ・ヘッジホッグシリーズをまとめて発売したもの。 収録作品はソニック・ザ・ヘッジホッグの1〜3と、ソニック・アンド・ナックルズの計4作品。 移植はもちろんほぼそのままであり、ゲーム以外にも3D画面で展開するソニックワールドなるモードがあり、サウンドテストやムービーの閲覧なども可能だ。 |
ソニックシリーズ |
移植の4作品は、本編とは別のゲームスタート前のオプション画面で難易度の変更や途中でのセーブ、そしてソニック1では2以降で可能となったスピンダッシュの有無も選択出来るようになっている。 ソニックシリーズはかなりの長丁場になるので、セーブ機能はありがたいのだが、ゲームオーバーにならないとセーブ出来ないし、箇所も1ヶ所しかセーブ出来ないので、これは正直使い辛い。 各シリーズ毎のマニュアルも、日本語版と英語版のマニュアルがそのまま収録されており、拡大・縮小しながら閲覧出来る。 BGMは最初の「セ〜ガ〜」の声はクリアとなっているが、基本的にオリジナル版と全く同じだ。もちろんゲーム自体の移植も完璧だが、さすがに家庭用の移植は出来て当たり前のレベルなので、アーケードの移植ほどの感動はないだろう。 BGMはクリアだし、画面の出力もMDよりも綺麗なのだから、当然それよりかは良い環境でプレイは出来るのだが1ゲームをプレイするまでに時間がかかるし、さらにMDというハードでは凄い技術であったとしても、SSでは何でもない技術な訳だから、オリジナル版をプレイしたことのある人にとっては、やはりMDでプレイする方が楽しく感じるだろう。 |
ソニックワールド |
本編とは別の「ソニックワールド」は、その名の通りソニックの全てが詰まっている世界だ。フィールドは全て3Dで出来ており、その中をソニックは走り回ったり、水の中に入ったり、ほぼ自由に動き回ることが出来る。 ポリゴンもサターンとしては良く出来ており、光源処理などはないものの普通にプレイするには何の不満もない。後にサターンでソニックのキャラを使用したレーシングゲームの「SONIC R」や、初期のDCの目玉ソフトだったソニックアドベンチャーなどが発売されたが、このソニックワールドはそれらの原点とも言えるだろう。 しかしやはり目玉はCGやムービーの閲覧、サウンドテストなどの豊富なおまけだ。特にムービーが素晴らしく、ソニックCDなども含むMD版のシリーズの全CMや、ソニックCDのオープニングとエンディング、ソニックのアニメなど、これだけも買う価値があると言っても過言ではない出来となっている。 当時プレイしていた人にとっては、CMの最後に流れる「セ〜ガ〜」の声が懐かしいだろう。 ソニック・ザ・ヘッジホッグCD オープニングムービー ソニックムービー ソニック・ザ・ヘッジホッグ TVCM ソニック・ザ・ヘッジホッグ2 TVCM ソニック・ザ・ヘッジホッグCD TVCM |
PLAYSTATION AND SEGASATURN FOREVER 90's |