蒼穹紅蓮隊

SS EAV 1997年2月7日発売

5800円 CD-ROM
(後に2800円の御徳用も発売)

横画面・縦スクロールシューティング

バックアップメモリ マルチコントローラ対応

十字キー 自機移動

  ボタン1 ショット
ボタン2 ボム
     ボタン3 ロックオン変更
    ボタン4 連射ショット
(ボタン配置は任意設定可能)



サウンドトラック
96年に発売されたST-V基板使用の横画面・縦スクロールシューティング「蒼穹紅蓮隊」の家庭用初移植版。

互換基板の移植だけあり完成度は申し分なく、もちろんオプションも充実しており実に家庭用である事を考えられた移植版となっている。中でもサウンドテストは本編はもちろん、同社のアーケードゲーム「魔法大作戦」「グレート魔法大作戦」のサントラがCD-DAによって収録されている。

これは極めて珍しい事であり、おまけとしてはかなり豪華な部類に入るのであるが、本編のBGMは内蔵音源でありオプションでしか聴く事が出来ないので、個人的には複雑であった。

BGMそのものは内蔵音源とは思えないほど迫力があり、ゲーム中においては不満はないものの、崎元仁氏作曲のBGM群はどれも非常に格好良く個人的にもお気に入りなので、やはりこちらをCDで聴きたかったものだ。

ゲーム自体の出来もかなり良いとは思うが、約3万本程度とそれほどセールスは伸びなかったようであり、中古市場でも大きな店でないと見かけ辛いものがあった。しかしレアと言うほどでもなかったのか高騰する事もなく、高くても3000円弱で購入出来た。

後に発売された御徳用は、価格が安くなった事とバトルガレッガの1面のみの体験版が追加されており、他はタイトル画面も含め全く変わらない。





個人的な思い出
97年当初はやはりFFVIIやナムコミュージアムVol.5など、PSの方に欲しいゲームが集まっていたものですからSSの雑誌等はパッタリと読む事がなくなってしまい、よってこのゲームの詳細もほとんど知る事がありませんでした。

数年後シューティングを改めてプレイし始めた頃になってようやく購入を考えたものですが、やはりいまひとつ横画面・縦シューと言うのが好きになれず、ゲーセンにもすでに置いていなかった事もあり、ためらい続けたため購入するまでに時間を要してしまいました。




ゲーム自体は前述のよう中古市場でも安かった事、サターンFANの成績表の点数が22点とそこそこだった事などから、あまり期待していなかった事もあり、初プレイ時は予想以上の面白さとBGMの良さに驚きましたので、やや過小評価されている感を受けました。

横画面の割りには敵弾が速く、それは若干厳しいとも思えましたが、ロックオンシステムは実に良く出来ていると思いましたし、2Dに強いSSならではのグラフィックも目を見張るものがありましたから、その程度の評価と言うのが今でも実に不思議に思います。







PLAYSTATION AND SEGASATURN FOREVER 90's


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