レイヤーセクション

SS タイトー 1995年9月14日発売

5800円 CD-ROM

(後にサターンコレクションにて再発)

縦スクロールシューティング

バックアップメモリ対応

十字キー 自機移動

  Aボタン ショット
       Bボタン ロックオンレーザー
Cボタン 決定



次世代機の実力
94年に発売されたアーケード版「レイフォース」の家庭用では唯一となる移植版。

後に数々の名作を生み出したSSのシューティングとしてはかなり初期に入る部類であるため、アーケード版とまるで変わるところのないグラフィックの演出はこれが家庭用ゲームなのか、とプレイヤーの度肝を抜かせたほど移植度は高く、当時としては実に衝撃的な作品であった。

ただしやはり初期だけあって色々難点は多く、縦シューの移植において一番の難点である横画面モードは画面比率がまるで異なっているためプレイし辛い事この上なく、やはり縦置き環境がないと十二分に満足は出来ない。

そのためか横画面のままでも縦画面モードでプレイ出来るように操作系の配慮もされているのだが、画面モードと操作系の変更が別になっているので、これも若干面倒だ。

BGMはCD-DAなので文句はないが、CDプレイヤーでかけると普通にステレオなのに、ゲーム中になるとどうした事かモノラルになってしまうと言う妙な点もある。

以上の様にそれなりに欠点はあるものの、それでも95年と言うまだまだ次世代機の性能を完全に活かしきる事の出来ない時代にこれだけの作品を作り上げたタイトーの力量は、実に見事な物があった。





個人的な思い出
アーケード版はもちろんリアルタイムでしたが、行き付けのゲーセンには置いていなかったため町田辺りへ行った時にしかプレイ出来ず、やり込む事は出来ませんでした。

なので特に思い入れもなかったため、SS本体購入後もすぐに買う事はなく半年ぐらい経った後になってようやく購入していきました。

やはりこの完成度の高さもあいまってかそれなりにプレイした覚えはありますが、他の縦シューとは趣が異なる本作品にはいまひとつ相性が悪かったようであり、クリアに至る所まではやり込みはしませんでした。




PLAYSTATION AND SEGASATURN FOREVER 90's


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