コナミアンティークス
MSXコレクション
ウルトラパック

コナミ SS 1998年7月23日発売

3800円 CD-ROM

バラエティ

プレゼント
コナミはPS・SS時代の初期に「PSとSS平等に開発する」と言う発言をした事があるそうだが、PS優勢になっていくにつれ新作はほとんどPS中心に発売するようになり、SSの専門誌では次第にコナミ批判の投稿が増え始めていった。

それでも98年になるとSSではときメモドラマシリーズ3の限定版、そしてこのコナミアンティークスなどそれなりにSSユーザーへの心遣いとも言えるゲームを発売してくれた。

このアンティークスも所詮は前年PSで発売されたリメイク版に過ぎないのだが、PS版はVol.1〜3まで分けられしかも4800円だったのに対し、SS版ではそのPS版の計30本が1つにまとめられさらに価格も1000円安いと、PS版を揃えたPSユーザーを羨ましがらせるのに十分な内容であった。

SS版の特徴としては、まずわかりやすい違いとして解像度の関係から画面が横に圧縮されてしまっているが、Zボタンを押す事によってフルサイズに変更する事が出来、Yボタンを押すと圧縮された部分が青くなり境界線がはっきりわかるようになるなど、ちゃんと配慮されているので問題ない。

また多少PS版よりも操作感覚が軽い感じがし、特に画面が通常モードの時には強く感じたが、これは個人的にPS版よりもプレイと思ったので有難かった。

その他にもSCCの再現度が高い、などの話もあるようだが、私は実機との比較は出来ないものの、PS版とは微妙に違う事ははっきりとわかる。


計30本と言う、おそらく家庭用のソフトとしては最高本数のゲーム数だとは思うが、やはり時期が時期だっただけに出荷本数が極めて少なく、すぐに市場から消えてしまったため中古市場の価格がすぐに跳ね上がり、一時期は6000円前後までプレミアが付いたものだ。













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