新世紀エヴァンゲリオン
デジタル・カード・ライブラリ


SS セガ 1997年9月25日発売

4800円 CD-ROM

バックアップメモリ対応

デジタルカード
SS版エヴァンゲリオンの第3作目として発売された「新世紀エヴァンゲリオン デジタル・カード・ライブラリ」は、そのタイトル通りにエヴァンゲリオンのキャラクターなどのカードを集めるゲームだ。

各カードはキャラクターや場面ごとに分かれており、ひとつのカードを選ぶとTV版シリーズのあるシーンからのダイジェストを見ることが出来る。

ムービーの画面は2種類の大きさがあるのだが、画質優先にすると大きさこそ小さいものの、非常に高画質のムービーで見ることが可能だ。



TV版のオープニングは画質優先のミニサイズで収録されているのだが、今作では前2作と異なりTV版のオープニングが完全に再現されているため、スタッフのテロップなどもそのまま表示されている。

サイズ優先は画質こそ画質優先に劣るものの、前2作よりも大きな画面で見ることが出来る。ただ画質はいいものの、オープニング以外の音声やBGMがモノラルとなっているため、音関係はいまひとつなのが残念だ。

全体的にゲーム性は薄く、カードを集めるためのミニゲームもそれほど面白くはないので、あくまでファンによるファンのためのソフトだろう。








予告編
このゲームの売りと言えるのは、やはりTV版の全話の予告編が全て収められているというところだろう。

エヴァンゲリオンの予告編は、ビデオだと30秒のロングバージョンとなっているため、この当時ではTV版の予告編はTVで放送されたバージョンを見るしかないために、TV版を見逃してしまった人にとっては嬉しい限りだった。ただ予告編は他のカードに比べてかなり音質が悪いのが辛いところだ。








キャラクターグッズ
カードの種類は、TV版からのムービーだけではなく、それまで発売された数々のグッズを閲覧することが出来るカードや、漫画家が書いたエヴァに関する4コマ漫画のカードなどもある。














ミニゲーム
これらのカードを集めるためには、ミニゲームをクリアしていくことが必要となる。

正直どれも夢中になれるほどのゲームではなく、すぐに飽きてしまうものばかりなのだが、これをクリアしなければ入手出来ない、というカードはないので、自分に合ったゲームを中心にプレイしていけばいい。

それぞれのゲームにはゲームの元となったシーンからのムービーが挿入され、特に「答の選択を」は問題ごとに出題シーンのムービーが流れるので、なかなか凝った作りとなっている。














ゲーム成績表
キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
4.48 4.08 3.79 4.06 4.02 4.19 24.61



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