SEGA AGES
スペースハリアー

SS CD-ROM

ミッションスティック同梱版

1996年7月19日発売 6800円

通常版

1996年8月9日発売 3800円

バックアップメモリ・アナログ操作対応

十字キー 自機移動

ボタン1 ショット


完全なる復活
「動くビデオゲーム」として一世を風靡し、一時代を築き上げたアーケードゲームの大名作「スペースハリアー」のSS移植版。

大ヒットを記録したアーケード版は歴代セガハードはもちろん、ライバル機種のファミコンやPCEだけでなく海外のPCにまでとありとあらゆるハードに移植されてきたが、当時最高の技術力を結集して作られたゲームだけあり忠実移植がされたハードは皆無に等しかった。

唯一忠実移植がなされたX68Kも、当時30万円以上もした高価格ハードときてはそうそう所有出来るプレイヤーは多くはなく、85年発売のゲームでありながら家庭用で完全移植が出来る日はなかなかやってこなかったのだ。

それから10年、次世代機によるパロディウスやナムコミュージアムの発売をきっかけとして過去の名作の移植の機運が高まってきた時に、セガからもSEGA AGESと銘打った移植版が発売される事となり、その第2弾に選ばれたのがこの「スペースハリアー」だ。

さすがに32ビット機だけあって移植は申し分なく、アーケード版から11年の月日が流れようやく家庭でもあの時のスペースハリアーがそのままプレイ出来るようになった。






ゲームの特徴
前述のように移植は申し分なく、アーケード版そのままと言っても過言でないほどの出来と言って良い。もちろん単に移植しただけではなく、オプションも充実しており難易度から操作系などしっかり選択出来るようになっている。

ゲーム本編のデータはCDの容量からしたら微々たるものであるため、BGMは全てCD-DAとなっておりそのままサントラとしても使える。当時はすでにアルファレコード時代のCDは入手困難であったので、VGMのファンには嬉しい配慮であった。





ライバル作品とも言えた「ナムコミュージアム」が1枚に5-6作品収録されて5800円なのに対し、SEGA AGESは1作品3800では割高だ、と言う意見も良く聞かれたが、「ゲーム+サントラ盤」と言うように考えれば決して割高ではないと考えられるだろう。

また初回版はミッションスティックが同梱されて発売されたが、周辺機器のページにもあるようこのスティックの出来があまり良くなく、もちろん可動環境も家庭では無理なので、プレイ環境の違いが唯一の欠点らしい欠点と言える。









PLAYSTATION AND SEGASATURN FOREVER 90's


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