ザナックXザナック

PS コンパイル 2001年11月29日発売

4980円 CD-ROM

メモリーカード対応

十字キー 自機移動

  ボタン1 ショット
       ボタン2 スペシャルウェポン
  (コンフィグ可能)



今と昔
「ザナックXザナック」は、86年にファミコンのディスクゲームとして発売された「ザナック」と、今作用に新たに製作された「ザナックNEO」をカップリングして発売されたソフト。

元祖ザナックは本家ディスク版の他に、NES版のROMカセット版ザナックや、スペシャルバージョン、そしてタイムトライアルと計4つの中から選択する事が可能だ。

もちろん移植自体は完璧であり、かつ低解像度モードで収録されているので、15KHzでRGB出力をすればくっきりはっきり映ってくれる。この点はレトロゲーマーには嬉しい限りだ。もちろんコンフィグも充実しており、ボタン配置はもちろんサウンドテストも可能だ。


リメイク版の「ザナックNEO」は本家のイメージを崩す事なく、綺麗に今風にアレンジされているため、本家のファンにも納得の行く出来であろう。もちろん本家のあのBGMもアレンジされて収録されている。

ただ何故か操作が若干重く、慣れればさほど問題ないレベルかも知れないが、やはりこれはシューティングとしては致命的な欠点となるだけに、もっと調整してもらいたかったものだ。

そして元々出荷数が少なかったと予想される事と、さらに発売元のコンパイルが倒産してしまった影響か、現在の中古市場では1万超えも珍しくないほど高騰している。




個人的な感想
私は元祖ザナックの発売は全く知らず、周りでも所有していた友人がいなかったので、その名はファミマガの付属のオールカタログを読むまでほとんど知りませんでした。

なので当然プレイもしていないのですが、本作発売当時はまだシューティング系サイトを色々見て回ったりしていましたので、その評判を聞きつけた私は発売後しばらく経ってからPS版を購入しました。

元々はファミコンゲームな訳ですから、正直な所なめてかかった部分があったため、初プレイ時は予想以上の難易度に面食らったものです。



それでも一応元ゲーマーなのでそれなりに進めてはいけましたが、1時間ほどプレイしてもクリアまで到達出来ないので、さすがの私も気力の限界となり結局クリアは叶いませんでした。

と言う訳で未だにクリアもしていないのですが、面白さと言う点では十分すぎるほどの物がありましたので、おそらくファミコンの縦シューでは最高傑作と言えるのではないでしょうか。またBGMも個人的にかなり気に入り、プレイ時間はそう多くはないのに今でも耳に残っているほどです。

ネオの方はちょっとプレイしただけで止めてしまったのですが、今となっては何故すぐに止めてしまったのかはよく覚えていないものの、久々にプレイしてみた所やはり遅延が大きな影響だったのでしょう。

それで今回初めて0面以降もプレイしましたが、あのBGMが綺麗にアレンジされていましたので、それを聴くだけでもプレイする価値はあったかと思います。

最後に現在はかなりのプレミアが付いているようですが、私は当時普通にヨドバシで新品を購入しましたので、私の知らないうちに勝手にプレミアが付いていたと言うのは、嬉しさよりも何か不思議な感じがします。








PLAYSTATION AND SEGASATURN FOREVER 90's


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