セクシーパロディウス

PS SS コナミ 1996年11月1日発売

4800円 CD-ROM

横スクロールシューティング

メモリーカード バックアップメモリ対応

十字キー 自機の8方向移動

ボタン1 ショット
ボタン2 ミサイル
  ボタン3 パワーアップ
  ボタン4 連射ショット
  ボタン5 連射ミサイル
  (コンフィグ可能)



スピード移植
同年春に発売された「セクシーパロディウス」の家庭用移植版。

前作から2年後の発売となった訳だが、この前年には家庭用オリジナルの実況〜が発売され、本作の翌月にはPS・SS版が発売されるなど、当時はパロディウスシリーズは乱発しすぎではないか、と言う趣があった。

横シューの大ヒットが見込めない以上、少しでも一般層にアピール出来る同シリーズを選択すると言う考えは十分理解出来るのだが、やはりその弊害かクオリティは初期作品よりも明らかに落ちていた。



前作は両ハードにおいてかなりの違いが見られたが、今作はすでにハード発売から2年近く経っており、アーケード版の発売の時点で家庭用の移植を前提としていたとも考えられるので、両ハードの違いはほとんどないと言って良いだろう。

もっとも現時点でコレクター以外でSS版を購入する人はいないと思うが、BGMの音質はSS版が上であり、サントラも容易に製作出来るので、SS版の利点もないことはない。

今作は両ハードとも通常のソフトよりも定価が1000円安く発売されたが、前作とは異なり一見さんは購入しなかったためか中古市場の出回りはかなり少なく、価格も定価近くで安定していた。




個人的な思い出
アーケード版は発売直後から知っていましたが、すでにゲーマーではなかった私はやり込む気は全くなかったため、プレイする事はありませんでした。

前作は相当やり込み、個人的にも思い出深いゲームなのですが、どうもパロディウスシリーズの安直な乱発に賛成出来ない部分がありましたので、正直否定的な立場でありました。

その後数年が経ち、SSのコレクションにいそしんでいた頃になりSS版を購入し、少し後になってPS版も購入しました。実質そのSS版が初プレイだったのですが、あまり期待していなかった事もあって初プレイは予想外に楽しめたものです。



特に2面が運動会で御馴染みの「クシコス・ポスト」なんかが流れたりして、プレイする度にわくわくさせられたものです。

ただ半ば遊び方を強制させられるノルマ方式と言うのが私の性にあわず、難易度の高さもあいまって次第に嫌気が差しクリアまでやり込む事はありませんでした。

前作のように移植の粗がなく、PS・SS版とも見事な完成度を誇っていましたから、オリジナルのゲーム性をもうちょっと考えてもらいたかったものです。






PLAYSTATION AND SEGASATURN FOREVER 90's


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