R-TYPES


PS アイレムソフトウェアエンジニアリング

1998年2月5日発売

5800円 CD-ROM
(後に2800円の廉価版も発売)

横スクロールシューティング

メモリーカード対応

十字キー 自機移動

ボタン1 ショット
ボタン2 フォース
(ボタン配置は任意設定可能)


数少ない
この「R-TYPES」はその名の通りアイレムの名作、「R-TYPE」のIとIIをカップリングして発売したもの。

アーケード版は384-256と言う当時としては最大の高解像度を使用していたため、PCE版などでは画面が上下にスクロールしてしまったが、その点がこのPS版では工夫されている。デフォルトでは画面下のゲージ・スコア部分が半透明となっており、画面一杯にメイン画面を表示させているため、固定画面で違和感なくプレイ出来るようになっている。

もちろん画面を分ける事も可能だが、その場合は上下にスクロールしてしまうため、ほとんどの人が前述のモードでプレイする事となるだろう。


それ以外の本編に関してはほぼアーケード版そのままであり、復活パターンなども含めアーケード版のパターンがそのまま通用するほど完成度は高い。BGMはモノラル収録であり、グラディウスのような音質向上処理等は特にされておらず、アレンジBGMなどもない。

オプション等も充実しているが、クレジットもセレクトで入力するようになっているのもファンには嬉しい配慮だ。特典には新作のデルタのムービーなども入っている。

アーケードのファンであれば必携のゲームである事は確かなのだが、当時私の周辺ではなかなか新品も中古も見かける事がままならず、レアとまではいかないもののとても入手し辛いゲームであった。




個人的な思い出
「R-TYPE」はPCE版が6面までしか行けなかったものですから、それ以来どうにも苦手意識が付いてしまったために、発売当時も購入には踏み切れませんでした。なので購入しようと思った頃はほとんど見かける事が出来ませんでしたので、完全にタイミングを逃した感がありました。

3年後の秋にようやく購入出来たのですが、やはり苦手意識は消えていなかったためにコレクション的な意識の方が強かったものです。しかしいざプレイしてみると本当にハマッてしまい、特に6面や7面の復活は飽きずに何度も何度もプレイしていったものです。その後3日間ほど馬鹿みたいにプレイしたおかげで、無事1コイン1周クリアは出来たのですが、これにより改めてR-TYPEの偉大さを実感したものです。


それまではアーケード版はもちろんPCEもクリア出来なかったため、名作と言う認識はありながらもそこまでのゲームとまでは思いませんでしたから、これは私にとっては大変良い機会であったと思います。アーケード・家庭用で何作も続編が発売されたのに、初代を超える作品を生み出せなかったのも、初代の完成度はこれほどまでならそれも当然だと思ったものです。

もうひとつの「R-TYPEII」は思い入れもなく、1面の難易度からもクリアは無理だろうと最初から諦めていましたのでほとんどプレイする事はありませんでした。








PLAYSTATION AND SEGASATURN FOREVER 90's


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