ナムコミュージアム VOL.5 | |
PS ナムコ 1997年2月28日発売 5800円 CD-ROM メモリーカード 1ブロック |
シリーズ第5弾 |
ナムコミュージアムシリーズの第5作目。 今作の収録ゲームはメトロクロス、バラデューク、ドラゴンスピリット、パックマニア、ワルキューレの伝説の5作品だが、目玉は何と言ってもドラゴンスピリットとワルキューレの伝説の2作品だろう。 何せこの2作は、'91年に発売されたゲーメスト増刊「ザ・ベストゲーム」の読者が選んだBEST30で、ドラゴンスピリットは6位、ワルキューレの伝説に至っては見事1位に輝いたほどであり、まさに'80年代後半のアーケードゲーム史を代表するゲームであるからだ。 そんな2作が1枚のディスクに、ほぼアーケードのままで収められているのだから、これだけでもPSを所有している価値があるというものだ。 |
豪華なミュージアム |
ミュージアムの造りは、大きく分けてVOL.1〜2とVOL.3〜4でそれぞれ造りが分かれていたが、このVOL.5では前4作品のいずれとも異なった造りとなっており、完全にVOL.5オリジナルの造りとなっている。 その造りは壁はナムコのキャラクターの壁画が描かれ、2階にはらせん階段で移動、データノートやオペラハウスへはエレベーターで直行するなど、実に豪華なものとなっている。 各ゲームルームの造りはVOL.3〜4の造りを踏襲しているが、ルームへの入り口が単なる扉ではなく、ワープをするような感じの造りとなっている。 これもうまくゲームの特徴を掴んだものとなっているのだが、ちょっとわかり辛い部分もあるため、正直普通に扉で出入りするようにして欲しかった。 インストカードの閲覧などは前作とほぼ同じだが、拡大画面にした時画面全体に収まらないようになってしまっているのはやや残念だ。 エレベーターを上った所にある部屋は、富士宏先生原作の「迷廊館のチャナ」の世界を立体化したものとなっており、その部屋ではドラスピやワルキューレなどのイメージイラストや、NGなどを見ることが出来る。 データノートに関しては、以前のシリーズのコンティニューという表記から、1コインという表記に変更された。 家庭用ゲームとは言え、アーケードゲームの歴史を彩った作品の移植であるのだから、やはりコンティニューよりも1コインという表現の方がしっくりくるので、この変更点に喜んだ人も多いだろう。 |
ゲーム紹介 |
縦画面ゲームであるドラスピ、パックマニア、ワルキューレは、それまでの作品のように縦画面と横画面の2種類から選択することが出来る。 そしてドラスピのみ横画面モードは2種類あり、VOL.2のゼビウスような画面と、前作のアサルトのような画面の2種類から選択することが出来る。 小さいTVだとやや厳しいが、やはり後者の方がアーケード版に近い感覚でプレイすることが出来るだろう。 モードもちゃんとOLDとNEWから選択することが出来るようになっている。 ワルキューレの横画面は右端にステータスが表示されるようになっている。 メトロクロス バラデューク ドラゴンスピリット パックマニア ワルキューレの伝説 |
PLAYSTATION AND SEGASATURN FOREVER 90's |