怒首領蜂

PS SPS 1998年9月10日発売

5800円 CD-ROM

縦スクロールシューティング

メモリーカード対応

十字キー 自機移動

  ボタン1 ショット
ボタン2 ボム
    ボタン3 連射ショット
   ボタン4 任意スロー
(ボタン配置は任意設定可能)



安定
SS版からほぼ1年後に発売されたPS版「怒首領蜂」。

PS版も画面モードは2種類から選択出来るが、こちらはSS版とは異なり横画面でも忠実に画面構成を移植しており、ハイレゾでもないためプレイしやすさと言う点では遥かに上だ。もちろんSEやボイスもアーケード版と同じなので、縦置きにすれば雰囲気も十分に味わえるだろう。

PS版のみの特徴と言えば任意でスローがかけられる事だ。デフォルトではL1に指定されているスローボタンを押せばややコマ送り風ではあるが非常に処理が遅くなるため、楽々弾避けが出来てしまう。


これはかつてのポーズ連打を思い起こさせ、人によっては好まない人が多いだろうが、家庭用ゲームの特性を考えればこのぐらいの設定はあっても良いだろう。

もうひとつ重要な点として、何故か縦置きにした場合オプション画面でキャラを選択するようになり、本編のスタートからでは選択出来ずもちろん継続時も変更不可能と言う特徴がある。どういう理由で設定したのかわからないが、まるでメリットのない事は確かなので、これは不親切としか言いようがない。

本編では蜂キャラがカウントされないなどの違いもあるが、全体的に見れば前記の通りSS版よりか遥かに出来は良くオプションも充実しているので、価格が高くてもPS版を選択しよう。




個人的な思い出
アーケード版が発売された頃はあまりゲーセンには通っていなかった頃でしたから、初めてプレイしたのは発売から3年近く経った頃でした。

その弾数から相当な難易度を予想していましたが、案外あっさりよけられたりしましたので、見た目ほどの難易度ではないなとは感じました。確かに80年代のゲームからすれば圧倒的な弾数ではありますが、その分自機の当たり判定はわずかですし、さらに死んでもその場から復活しフルパワーも楽勝、ボムも超強力と、東亜の縦シューに苦戦続きだった私にとっては甘い設定も良い所でした。



もっともアーケード版は数が少なくなっていましたし、家庭用も出回りが少なかったものですからその後はあまり縁がなかったのですが、2年ぐらい経ちPS版がそこそこ安く売られていましたので、迷わず購入しました。

もちろん縦置きにしてプレイしていったのですが、色々な要因が重なった事もあるとは言え1周は出来たものの予想以上に長い時間がかかってしまいました。




PLAYSTATION AND SEGASATURN FOREVER 90's


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