ゼビウス3D/G


PS ナムコ 1997年3月28日発売

5800円 CD-ROM

メモリーカード 1ブロック

8方向移動 ボタン配置は任意で設定可能


ゼビウスの決定版
タイトルにもなっているゼビウス3D/Gに加え、アーケード版ナムコクラシックに収録されたゼビウスアレンジメントと、オリジナル版ゼビウス、そして幻のゲームとも言えるスーパーゼビウスの4つのゼビウスが収録されているバージョン。

前作のミュージアム版では非難轟々だったゼビウスだったが、こちらは「さすがナムコ!」と思わず唸ってしまうほどアーケード版そのまんまの出来を誇っている。

縦シューを移植すると当然画面が小さくなってしまい、弾よけが非常にし辛くなってしまうと言う欠点があるが、今作では2種類ある横画面モードのどちらにも高解像度表示が使われているため、画面が小さくてもとてもキャラクターが見やすい。


さらにその横画面モードはノーマルとフルの2種類用意され、ノーマルを選べば若干縦が短くなるとは言えどの家庭用テレビを使っても画面の上下が切れることはほとんどなくなると言うのも実にありがたい仕様だ。

またこれまでナムコの縦画面のゲームは、縦画面モードにした時他社の縦画面ゲームとスクロールの方向が異なっていたが今作では両方から選ぶことが出来るので何の問題もない。

ゲーム本編に関してはゼビウスの場合ある程度うまくなると終わらなくなってしまい、そのためネーム入れをする機会が少なくなってしまうということがあるが、このバージョンではエンドレスの他に、1周から3周エンド設定まで選ぶことが可能となっているため気軽にプレイ出来るようになっているのも素晴らしい。

またその設定にして設定した周をクリアすると、残機1機につき10万点のボーナスが入りキャラクターロールも見ることが出来る。

他にもコマンドでタイトル画面の焼き付きまでもが再現出来るなど、とにかく素晴らしい出来を誇っているので、ゼビウスに思い入れがある人には最高にお勧めの作品となっている。


個人的な思い出
私はこのゲームが発売された当時はPSの雑誌はほとんどと言っていいほど読んでいなかったので、存在を知ったのは徳間書店発行の大技林の97年版を購入してからでした。

当然興味は沸いたのですが画面写真は載っていないため、NM2版のゼビウスとの具体的な違いを知ることは出来ず、以降もゲーム写真を見ることはなかったため、しばらく購入する事はありませんでした。

それから4年、ネットによりこの3D/G+版ののゼビウスの移植が完璧ということを知ると、さすがに購入意欲が沸いてきましたので2001年10月になってようやく購入しました。

どの程度の移植度なのかよくわからないまま購入したため、さほど期待はせずにプレイしていきましたので初めてプレイした時にはその移植度に驚愕したものです。

当然この3D/G+版でも1000万点を目指すことにしたのですが、NM2版で1度達成しているにも関わらず、一応1000万点は達成したものの、局前回と同じぐらいの時間がかかってしまうほど苦戦してしまいました。





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