グラディウスIIIが掲載された
家庭用ゲーム雑誌の紹介

ファミリーコンピューターマガジン 1990年第1号

当時私はファミ通の購読は休んでおり、ファミマガしか読んでいなかったため、私が初めてグラディウスIIIの発売を知る事となったのが今号であり、まさに私にとっては記念すべき1冊だ。

ファミマガはもちろん任天堂ハード中心の雑誌であったが、後半に「ぼくたちゲーセン野郎」と言う1コーナーが連載されており、そこで毎回目玉ゲームの紹介をしていた。今号のメインはファイナルファイトであったが、左下に次号に先駆けてグラIIIの記事が掲載されていた。

雑誌の内容的にはキャプテン翼II、女神転生II、ドラゴンクエストIVなどが巻頭において紹介されていた。




ファミリーコンピューターマガジン 1990年第2号

「ぼくたちゲーセン野郎」においてメイン紹介された1990年第2号。当時のアーケードゲームの王様は何と言ってもシューティングゲームであり、その頂点に立っていたグラディウスの最新作が発売されると言う事で、家庭用の雑誌でありながらかなりの力が込められているのが分かるだろう。

ただ記事左下にあるよう、田尻智氏が難易度についてかなり厳しい目で批判しており、私などはこれを読んでアーケードのレベルはもはや家庭用とは別次元にある、と思ったものだ。

なのでもしこの記事がなければ、某店のゲームコーナーでグラIIIを発見した時に敬遠する事もなかっただろう。



ファミマガの内容としてはドラクエIVやウィズIIIの特集、そして付録としてシミュレーションゲームの別冊付録が付いていた。もちろんこちらも現在所有。




ファミコン通信攻略ハンドブック 1990年第23号付録

SFC版のグラディウスIIIとファイナルファイトが特集された付録。と言う訳で当然メインはSFC版であるが、所々アーケード版の紹介もなされており、特にグラIIIはその違いなどが詳細に解説されている。思い出話にもあったよう、この付録のおかげで初めて本物のグラIIIをプレイしてみたいと思った訳であり、そういう意味では私をゲームセンターに導いてくれた本であった。

ただ当時は何の疑いもなく10面まで行けるなんて凄い、と思っていたが、5面の写真を見る限り無敵技を使っているようであり、攻略ではないとは言えそれはちょっとずるいと思ったものだ。











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