シュウォッチについて


21年ぶり
シュウォッチは1987年初夏ににハドソンから発売された連射測定機器。この前年の高橋名人とスターソルジャーの大ブレイクにより、ファミコン少年たちの間では連射が速い者はそれだけで周囲の注目を集められたものであるが、正確に何連射しているかを手軽に測れる機器などは存在しなかった。

そんな少年たちの願望に答えるべくハドソンが発売したのがこの「シュウォッチ」だ。すでにファミコンの主流ジャンルはRPGや野球ゲームに移ってはいたが、それでもそれなりのヒットは呼んだはずであり、その証拠か私の近所の友人たちは皆所有していたものだ。

そのシュウォッチが21年の時を超えてこの度めでたく復刻され、当然の事ながらこの私も購入した。

当時の価格は1200円ほどだったと思うが、復刻版はやや高く1680円となっている。その代わりかパッケージが箱になっておりさらに電池も容易に交換出来るなどの違いもある。


当時の思い出
当時の仲間内では唯一痙攣撃ちでラザロが倒せた私は、当然のことながら自身の連射能力が知りたくてたまりませんでした。なので本機が発売された時はすぐに買ったものですが、少なくとも秒間14発は軽いだろう、と思っていたものですから、まさか初めて計った時に120台しか出なかった時は少なからずショックを受けたものです。

そして周囲でも大流行となり、特にシュウォッチをサイコロ代わりに使ったコロコロコミック掲載のすごろく遊びに関しては仲間内数人で寝る間も惜しんで遊んでいったものです。肝心の連射はコスリが主流となり、当時の最高で304を記録はしましたが、爪が痛くなるため実戦ではとても使えませんでしたね。



痙攣撃ちに関しては2回ほど記録した140が最高、最も早い時でも130前後が普通だったと思います。ただ迷宮組曲ではすでに何度か140を出していたので、あの最高に連射しやすいハドソンジョイスティックのボタンであればもうちょっと伸びたかも知れません。

現在は120を超えるのが限界、140なんて想像も付きませんね。


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