私がジョイスティックに拘ってきた理由


私が家庭用でもジョイスティックを使うのに拘り始めたきっかけは、ずばり家庭用ユーザーとの確執です。

ようはこちらがアーケード版ストIIの話をしているつもりでも、SFC全盛時代では相手側は家庭用の話題として捉えてしまうと言う事がもう日常茶飯事であり、それが当時の私にとっては大変に不快なものがありました。

「短い間でいかに楽しんで終わってもらうか」と言うアーケードのゲーム性に対し、家庭用は「長い時間ゆっくり時間をかけて楽しんでもらう」である以上、アーケードゲーマーは誰もが時間さえかければクリア出来るゲームばかりをプレイする家庭用ユーザーを下に見る傾向がファミコン時代からすでにありましたから、相手の思い込みで勝手に同列にされてしまうと言うのがバリバリのアーケードゲーマーだった私にとっては大変な屈辱だったのです。

そんな事が重なる内に段々と家庭用ユーザーへの憎しみが募っていった私は、家庭用ゲームをプレイする時であっても奴らと同じ環境ではプレイしたくない、とでも思ったのかどうかは忘れましたが、とにかくそれらがきっかけとなりスティックを購入し、以後RPGなどを除きほとんどのハードでスティックを使用していきました。

そして今から5年前、ネット環境が揃った私はすぐにグラディウスのサイトを検索して色々覗いてみたのですが、やはりグラディウスは元祖はアーケードですから、私と同じように家庭でもスティックを使っているのは当たり前なのだろう、と思い込み掲示板を閲覧していきました。

ところがスティックを使用している人などほとんどおらず、当たり前のように十字キーを使っている人がほとんどでしたから、これは私にとって相当ショッキングなものがありました。

グラディウスは元々アーケードゲームである以上、8方向レバーで操作する事を大前提として製作されている訳ですから、やはりアーケードゲーマーであれば十字キーなどではまともに操作できなくなってしまうぐらい、スティック操作に拘っていって欲しいものです。


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