前述のようハード的な違いを除けば、キャラパターンや操作性はアーケード版と全く変わらず、プレイ感覚は何の違和感もないと言って良い出来だ。
肝心のロード時間も前2作と比べてかなり短く、それほどストレスも感じる事なくプレイ出来るがまれに読み込みエラーを起こしてしまうのは辛い。
BGMはデモ画面以外はほぼCD-DA化されているが、曲数が多いためラウンドが始まる度に最初からの再生となってしまう。音そのものに関しては龍虎同様原曲をそのまま綺麗にしただけ、と言う感があるため、特に違和感もなく聴く事は出来る。
コンフィグも充実しており、難易度、ボタン配置の選択も可能だが、WH2では実質2ボタンのため2ボタンパッドでも普通にプレイ出来るというのはありがたい。
当時の観点からすれば完璧に近い出来と言って良く、個人的にはこの作品のおかげでようやくアーケードカードを買った甲斐があった、としみじみ感じたものだ。
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