中山美穂の トキメキハイスクール
	任天堂　1987年12月1日発売 ディスクカード・両面 コマンド入力式アドベンチャー コマンド操作　Ａボタン　決定 　　　　　　　　　　Ｂボタン　キャンセル

トップアイドル

アイドルを起用したゲームというのは割と多く発売されているが、その中にはPCEの鏡の国のレジェンドのように酒井法子を起用したゲームもあったものの、基本的にはB級と言って良いアイドルがほとんどだった。 しかし、ファミコン初のアイドルアドベンチャーとなったこのゲームはさすがに任天堂、あの中山美穂を起用しているのだ。 最近は海外に住んでおられるようで、あまり表舞台には出てこなくなったものの、このゲームが発売された'87年頃はアイドルの中のアイドルであり、まさにスーパーアイドルという名にふさわしい存在だったのだ。 そんな中山美穂と一緒にお話をしたり、デートをしたりするという夢を叶えてくれたのが、この「中山美穂のトキメキハイスクール」という訳だ。 ゲーム中に度々表示される電話番号に実際に電話をかけると、中山美穂がヒントをくれるというイベントもあり、当時はかなりの話題となったものだ。 たださすがに相手が中山美穂というだけあってか簡単にはいかず、ゲームをプレイすると中山美穂云々よりもゲームの難易度の高さばかりが目に付くようになり、1ゲームとしての評価はいまひとつだった。

ゲーム内容

主人公が私立トキメキ高校に転校してくるところから、このゲームは始まる。 そしてここの廊下を走っている最中に、高山みずほという女子生徒とぶつかってしまうのだが、この女の子がなんとあのスーパーアイドル中山美穂だった！そしてそこから二人の仲が親密になっていく…と言うお話。 基本的なゲーム進行は普通のアドベンチャー方式で進んでいくが、前述のよう謎解きがかなり難しく、それが足かせとなってなかなか思うようには進めない。 そしてさらに難しいのが中山美穂との会話で、単にコマンドを選択するだけでなく主人公の顔の表情まで選ばなければならないため、クリアするためには相当な根気が必要だ。

個人的な思い出

その昔、私の姉がクラッシュ・ギャルズのファンだった関係上、彼女らが出演していたTBSのドラマ、毎度おさわがせしますを毎週見ていたこともあり、中山美穂というアイドルはデビュー直後から知っていました。 そんな訳でこのゲームが発表された時はそれなりに関心を抱いたのですが、私は元々アイドルに関心は薄いので買おうとまでは思いませんでした。しかし当時ほぼ毎号購入していたファミマガの記事をたまたま見た姉が興味を持ち出したので、それがきっかけで購入するに至りました。 しかし買ったはいいものの、当然の事ながらさっぱり先に進めず、中山美穂との会話シーンで完璧に詰まってしまったため結局クリアできませんでした。今改めて思うと、最初に触れたようお相手が中山美穂と言う事を考えればその難易度は当然だったのでしょう。

ゲーム成績表 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合 3.80 3.40 3.30 3.40 3.50 17.40 FAMILY COMPUTER