ナゾラーランド第2号


サン電子 1987年6月12日発売

2980円 ディスクカード・両面

バラエティ

第2号
創刊号から4ヵ月後に発売された、ナゾラーランドの第2号。

基本的なコンセプトは前号同様だが、今回はゲームを5つに減らし量よりも質の充実を図り、また読者コーナーなどもあったりするなど、前作以上に雑誌を意識した作りとなっている。

だがしかしやはり長続きするゲームは少なく、私がまともにプレイしたのは結局「世界一周」にグレードアップしたクイズゲームだけであり、後はわらしべ長者のゲームを多少プレイした程度だった。

もっともクイズゲームは今回は4人まで同時プレイが出来るようになり、多人数でプレイすればさながらクイズ番組に参加しているような感覚でプレイ出来たので、個人的にはそれだけでも書き換えた価値はあった。


クイズの内容は3択と7つのナゾラーボールと言う部分は同じだが、もちものが削除されテンポが良くなり、さらにお金がマイナスの要素ができ0円になってもゲームオーバーにならないため、根気さえあれば何分でもプレイする事が出来るようになった。

よって元々問題数が少ない事もありさらに問題を覚える事が容易となったため、世界規模になったとは言えクリアはかなり楽になったのも、前作よりも楽しめた要因のひとつであった。

またナゾラーBOXにはお便りの他に女性キャラを製作して応募出来ると言うコーナーがあったが、そのせいかどうか知らないがドットを並べてキャラクターを作れるエディタが用意され、ファミコンで絵を描けると言うその新鮮さに結構夢中になって絵を描いたりしたものだ。


このような雑誌形式のゲームは、ナゾラーランド以降では書き換えと言う要素がなくなったとは言えCD-ROM2のウルトラBOXがあった程度であり
その後はほとんど途絶えてしまい今現在流れを汲むゲームを見る事は出来なくなった。

しかしそれだけにナゾラーランドの印象は強く残り、大ヒット作ではないにも関わらず未だに名前だけは覚えていると言う人も少なくないだろう。











FAMILY COMPUTER


inserted by FC2 system