プロ野球
ファミリースタジアム88

ナムコ 1988年12月20日発売

4900円 1M+512Kbit

十字キー 選手移動 球速・変化球操作

      Aボタン 打撃 投球 送球
Bボタン 走塁



一新
年末恒例となったファミスタの88年度版。

同年の夏に実に4作も野球ゲームが発売されるなど野球ブームに沸いたファミコン業界であったが、ナムコとしては当然老舗としての意地を見せなければならず、このファミスタ88では相当なパワーアップがなされた。

球団はようやくBu、H、O、Fチームが独立し全14球団となり、パリーグファンも3作目にしてやっと満足が良く出来となったが、この1年ぐらい前から野球機構の許諾がない限り実名が使えなくなった事から、ファミスタもとうとう選手名が改名させられてしまったのは残念だった。

その他にも選手数の増加、打順の変更、球場の選択、エラーや守備の改善、調子の良い選手にラッキー7などなど大幅に要素が追加されている。

88のみの特徴としては野手の肩が弱く、ワンバウンドしてしまうと送球がすぐに失速してしまうので、外野手からの返球は中継プレーが重要となっている。

個人的に球場が選択出来るようになったのが嬉しく、狭いかせんじき球場を選んで非力なバッターでHRを狙ったり、またはMチームで思いっきりHRをかっ飛ばすなどの楽しみ方が好きだった。











EDIT
他社の野球ゲームのエディット機能が好評だったのを受けてか、このファミスタ88でもチームエディットが出来るようになった。

Nチームの代わりにYチーム(ユアーズ)を参加させる事が出来るが、全体の能力に制限があるため全員が全員能力を強化する事は出来ない。

それでも独自のチーム作りが出来るのは大変魅力だし、HR70本や190km/hの豪速球投手も作成可能だ。

難点はバックアップがなく、名前の入力も大変面倒なので、電源を切るとそれまでの努力が水の泡となってしまうのは大変辛い。






1988年
88年のシーズンの野球界は何と言っても長島一茂(当時の登録名は長島だった)のヤクルト入団であり、前年のホーナー旋風に続いてヤクルトが球界を沸かせたものだが、選手としての実力は父親にはとても及ぶべくものではなく、期待とは裏腹に打率は2割そこそこ、本塁打も4本で終わった。

しかし神宮でガリクソンから放ったプロ第1号本塁打は巨人ファンまでも喜ばせてしまうほどのお祭り騒ぎとなり、以降も少し活躍すれば父親の現役時代さえも知らない小学生も嬉しくなってしまうほど、スターとしての魅力は間違いなく父親譲りなものがあった。





それ以外ではやはり呂明賜のHR連発が大きな話題となったが、個人的には広島・大野豊の防御率1.70の快投、西武では黒星先行だった中日・小野和幸の最多勝(18勝)などが印象深く、投高打低の印象が強いシーズンだった。

パリーグでは何と言っても後半近鉄の快進撃であり、9月頃には2位でありながらマジックが点灯するなど近鉄の大逆転優勝を誰もが予想していたが、もはや伝説となっているあの「10.19」での1勝1分により最後の最後で優勝を逃した。









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