ギャラクシアン、パックマンに続くナムコファミコンソフト第3弾で、ファミコン全体では第23番目に発売されたソフト、それが、このゼビウスだ。
このファミコン版ゼビウスは、公称で126万本を売り上げ第1次ファミコンブームを巻き起こし、ファミコン本体の売り上げに大きく貢献した。よってそれまで数あるテレビゲーム機のひとつ、という認識しかなかったファミコンを、家庭用ゲームの代名詞の地位にまで引き上げた。
この功績が任天堂に称えられ、ナムコはサードパーティの中で唯一年間何本もファミコンソフトを発売出来るメーカーとなったのは有名な話だ。
そして縦画面縦スクロールシューティングのファミコンへの移植も今作が初であったが、ソルバルウの横移動や、ソルの成長を速くさせてうまくバランスを横画面用にアレンジしている所などは、後の縦シュー移植ゲームにかなり大きな影響を与えた。
また初めて隠しコマンドが採用されたゲームでもあり、このコマンドで無敵にしてそのまま放置し、1億点以上を出した人もかなりいたという。
ファミコン初期のゲームが入手し辛くなった1990年になると、ディスクでの書き換えが開始されたり、「スーパーゼビウス
ガンプの謎」以降のナムコのファミコンソフトに使用されている、ハードケースになって再販されたりもしていた。
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