ドラゴンクエストV
天空の花嫁


PS2 スクウェア・エニックス 2004年3月25日発売

7800円 DVD-ROM

フィールド型RPG

十字キー キャラクター・カーソル移動

○ボタン 決定
   ×ボタン キャンセル
   △ボタン 便利ボタン



PS2最初のドラクエ
PS2においてリメイクされた「ドラゴンクエストV」。

このPS2版の特徴と言えば、何と言ってもNHK版の音源がそのまま収録されている事だ。これは初代からのドラクエファンにとっては永遠の夢であり、それが叶った事を確認するためだけでもこのVを購入する価値があると言うものだ。

それ以外にも、パーティが4人になったり、タイトル画面が毎回見れるようになるなどSFCからの改良点もいくつも見受けられるが、まあそれは当たり前の変更点であり、プレイヤーを驚かせるようなグラフィックの凄さ等も見られず、初めてプレイする人にとっては大きなインパクトはないだろう。



またAIがいい加減であり、命令によっては馬鹿の一つ覚えのように同じ行動を繰り返してしまうなど、人工知能のかけらも見られない単なるオート戦闘と化している趣があり、これはプレイしていて非常に苛立ちを覚えた物だ。よって経験値稼ぎ以外ではとてもAIは使えない。

色々不満の多いこのVではあるが、戦闘の快適さなどはさすがにPS2だけあって前作を上回っているし、元々のストーリーも出来が良いため、前述までの不満はドラクエと言う名前に期待しているからこそ出てしまうものなのだろう。






個人的な思い出
ドラクエVは個人的にほとんど思い入れがありませんでしたので、発売日を過ぎても全く気に留める事はありませんでした。半年以上経ち中古での相場が下がって来た時になってようやく興味を持ち、オークションにおいて購入したのですが、この時やや高めだった上発送に1週間ほどもかかられてしまいましたので、これなら素直に店で購入しておけば良かったと思ったものです。

ゲーム的にはやはりBGMと言う事になりますが、やはり単にDVD-ROMからの音源を再生しているだけでは当たり前の感があり、内蔵音源であそこまでオーケストラに近付けたPS版IVほどの感動は全くありませんでした。



また前述のよう、見た目的にもPS2としては驚くべきものはなかったし、何よりAI戦闘に関しては相当イライラさせられましたので、良かった点はセーブが多く出来る程度であり、そこら辺のゲームよりかは遥かに面白かったとは言え、ドラクエとして見た場合は大満足と言える作品ではありませんでした。




CONSUMER REVIEWS


inserted by FC2 system