ドラゴンクエストIV ファミ通クロスレビュー

週刊ファミコン通信 1993年4月2日号 No.224掲載



東府屋ファミ坊

9点
強制的なストーリー運びと戦闘のバランスの悪さに、否定的な意見をいう人が多いけど、コンピューターRPGとしてはやはり傑出している。今回は、ことさら堀井カラーが強く出ているみたいだね。プレーヤーをわくわくさせるポイントを、心得てるのだ。安心して遊べるね。
水野店長

10点
今の時代、われを忘れて20時間も30時間も没頭できるものがほかにあるだろうか。『ドラクエIV』は、今のこの世に存在するエンターテイメントのなかでも、最高水準のものだ、と断言してしまおう。ほめすぎかもしれないけど、好きなのだからしょうがない。映画的なゲーム。
森下万里子

10点
やっぱり、『ドラクエ』シリーズのシナリオはすばらしいのです。とくに、あとで起こるイベントへ伏線の敷きかたには感心してしまいます。5章で8人のキャラクターがいっぺんに登場して混乱しないか、心配だったけど、AIシステムのおかげで戦闘もとてもスムーズです。
TACO.X

8点
やはりそんじょそこらのRPGとはワケが違うわけで、十分おもしろかったんだけど、なんかこう、期待ハズレ的なところがあったような気がする。AIはラクだったしカジノも燃えたけど、なんか食い足りなさが残っちゃた感じなのだ。1年間も情報漬けになってたからかな。


前のページへ戻る。

inserted by FC2 system