バーチャファイター5
Live Arena

Xbox360 セガ

2007年12月6日発売

8190円

プラチナムコレクション

2940円

ゲームオンデマンドでも配信中

対戦格闘



ネット対戦
2006年発売のバーチャファイター5のXbox360版。Live Arenaとサブタイトルが付いているように、先行のPS3版と比較しネット対戦可能な点が大きな売りとなっている。

その他のシステムは全くと言って良いほどPS3版と同じであるが、見た目的にはこちらの方がスムージングがかけられており、PS3版で目立ったジャギーが解消されている。

その分輪郭が多少ぼやけ気味であるものの、まあこれは好みのレベルであろう。個人的にはジャギーの方が気になったのでこちらが好みであるが。




もっとも見た目云々より、前述のようにネット対戦可能、と言う時点で360版に圧倒的アドバンテージがあるのは確実であるのだが、本作が発売された当時において360版にはまともなスティックがなく、操作系に関しては圧倒的不利であった。しかし現在はTEと言う世界最強スティックのおかげでそれも解消され、問題なく360版を選択出来るようになった。

また、360版は本体の言語設定で英語を選択すれば、そのまま海外仕様の英語バージョンとしてプレイ出来る。もちろん実況も英語だが、キャラの声はそのままだ。中国系のキャラも相変わらず日本語なので、これは個人的に物凄く違和感がある。出来れば北京語、せめて英語にして字幕を付けてくれれば、と思うのだが。流派においても日本語ローマ字なので、これらに関しては相変わらずだ。



個人的な感想
グラフィックやサウンド的にはHD、5.1ch対応と豪華になったものの、基本的なシステムは相変わらず同じなので、新鮮味と言うのは正直ないであろう。もちろん3Dかつリアルさを追求している本シリーズであるので、これ以上のシステム的進化は望めない事は皆分かっていたとは思うのだが、やはりシリーズをやりこんできた人にとっては飽きが早いかも知れない。

アーケード版が発売された頃にもゲーセンに足を運んだ事があるのだが、馬鹿でかい筐体にHD映像と言うのは見た目的には大きなインパクトがあったものの、実際にプレイをしている人はまばらだったし、事実インカム的にも苦戦をしていると当時のネット上にも書かれていたので、やはり見た目のみの進化では限界があったのだろう。


それは別にVF5に限った事でもないのだが、PCがこれだけ普及しCPU、ビデオカードとも日進月歩の世の中において、これぐらいのグラフィックなどは普通にPC上で再現出来てしまう訳でもあるし、やはり斬新なシステムでもない限りゲーマーを引き付けておくのは難しいのだろう。



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