ティンクルスター
スプライツ

DC SNK 2000年3月23日発売

2800円 GD-ROM

15KHzRGB出力:画質1

対戦型縦スクロールシューティング

アーケードスティック・ビジュアルメモリ対応

十字キー 自機移動

  ボタン1 ショット
ボタン2 ボム
    ボタン3 連射ショット
(ボタン配置は任意設定可能)



3年経っても
96年にネオジオで発売された「ティンクルスタースプライツ」のDC移植版。

すでにSSで移植されており、ゲーム自体も発売から3年以上経っていたので新鮮味などは皆無であり、何故発売したのか未だに良く分からないが、移植自体は完璧であり、BGMもROMとCD版から2種類、そして処理落ちの有無も選択可能などオプション類も非常に充実、そして何と言ってもこの価格なので、このゲームが好きであれば十分満足は出来るだろう。

ただ発売年を考えると元々好きな人しか購入しなかったためか、推定販売本数は7561本とセールスは芳しくはなかった。そのため中古市場での出回りが非常に少なく、翌年にはすでに入手は困難を極め市場は高騰していった。

まあ元が安いだけに、高いとは言っても他のゲームの定価程度ではあったが、SS版もなかなか市場では見かける事が出来ずDC版発売当時はすでにこちらも高騰していたので、もう少し多めに販売して欲しかったものだ。




最高のBGM
アーケード版発売当時の評判等は知らないので、あくまで主観が入るがこのゲームのBGMは非常に素晴らしく、私の知る限り90年代中盤以降に発売されたゲームの中ではシルバーガンに次ぐぐらいの名曲揃いだと思う。

どれも素晴らしいBGMが揃っているのだが、特に空ステージのBGMは本当に良く、これに関しては90年代中盤どころか私の生涯においても超トップクラスに入るBGMだ。それまでADKと言うメーカーのBGMはさほど良いとは思わなかっただけに、これだけで見る目が変わったものだ。






個人的な思い出
アーケード版の発売当時はゲーセンには通っていない頃でしたから、存在を知ったのは97年年末のSS版のクロスレビューが掲載されたファミ通においてでした。平均5点強程度と評価が良くなかったので、あまり興味も沸きませんでしたが翌年のザ・ベストゲーム2ではTOP30にランクインしていましたので、アーケードゲーマーであれば面白いゲームであるのだろう、程度には思いました。

シューティングを集めていた頃も購買意欲は沸くことはなかったのですが、2001年の年末にやや遠い所にあるお店に行った所定価以下で中古が売られていましたので、すでに入手困難と言う事は知っていた私は迷わずに購入していきました。



あまり期待せずにプレイしたものですから予想以上の面白さ、そして前述のようあまりにもBGMが良かったものですから、最初のうちは時間を忘れるほど何度も繰り返してプレイしていきました。ゲーム自体に慣れてきてもBGM聴きたさにプレイしていきましたし、本当にこのゲームのBGMには聴き惚れていったものです。

もちろんサントラ盤を購入してからも繰り返し聴き入っていったものですが、1ゲームのサントラをここまで聴いていったのはおそらくナイトストライカー以来だったと思います。

こんなに良いゲームであるならSS版をもっと早くプレイしていれば、とかなり後悔したものですが、それと同時にファミ通のレビューは真に受けてはいけない事も改めて認識したものです。



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