移植の出来は悪いとは言っても、それはアーケードとPCEの差を考えれば当然の事でもあるが、パワーアップ時のボイスがなく、さらに6面が丸々カットされてしまっていると言うのはやはり寂しい限りだ。
見た目以外の違いとしては気合弾が溜まる速度が速く、これは随分と有利になっているので、難易度的にはアーケード版よりは楽だろう。
ただ2面ボスの下に下りる時のパターンが若干異なり、最終ボスも鉄球のパターンが違っていたと記憶しているので、アーケードの攻略は通用しない部分も多い。
6面の雲のラスタスクロールと、後半の多重スクロールはちゃんと再現されておりなかなか見栄えは良い。
また本編とは別に既発売のコナミのPCEソフトに入っていたチラシには縦画面モードの収録も記載されており、アーケードのファンとしてはこれは有難いものだと思っていたが、実際は裏技でありしかもマルチタップがないと使えないと言うものであった。
私はマルチタップを所有していたので問題はなかったが、まさかあのコナミが周辺機器が必須と言うこんなアンチユーザーフレンドリーな仕様を組み込むとは思わず、これはあまりにも意地悪だと思ったものだ。
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