アドベンチャークイズ
カプコンワールド


カプコン 1989年11月27日発売

クイズゲーム 2人同時プレイ可能

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カプコンクイズゲーム第1弾
カプコン初のクイズゲームであり、その後の他社から発売されたクイズゲームにも多大なる影響を与え、アーケードゲームにおけるクイズゲームというジャンルを確立した名作が、この「アドベンチャークイズ カプコンワールド」だ。

そのルールのわかりやすさと、マス目によって解答枠が減ったり、ボスの所でジャンルセレクトが出来たりという絶妙なゲームバランス、ほどよいプレイ時間などが受け、ゲーメストのインカム・人気ランキングでも上位を記録し、クイズゲームとしては異例とも言える大ヒットを飛ばすこととなった。



その後もカプコンはクイズゲームをリリースし、どの作品も他社のクイズゲームの追随を許さないヒットを飛ばしていくが、どんどんゲーム時間が長くなっていき、一般層がクリアを狙うのは難しくなったため、実のところ1作目であるこの作品が最もプレイしやすい作品と言えるだろう。








ゲーム内容
ステージは全6ワールドから構成されており、それぞれCAPCOMの文字をあしらったすごろく状の道となっている。

プレイヤーはカードを選んで数字を選び、止まったマス位置でクイズを解答しながらゲームを進行していく。

数字は大体1から4だが、たまに5や6も出現する。

最初は3問正解すれば先のコマへと進めるようになるのだが、1回クリアするごとにノルマが増えていき、最終的には7問正解しなければ先へと進むことは出来ない。




出題は全10問までしかなく、10問時点でノルマが達成出来ない場合は、その問いに解答出来てもゲームオーバーとなってしまう。お手つき回数は最初は20000点、以後25000点ごとに増えていくが、5つ以上にはならない。継続するとノルマは4つからやり直しとなる。

ステージの最後にいるのはそれまでのカプコンのアーケード・家庭用ゲームに登場したキャラクターであり、彼らを倒せば1ワールドクリアとなる。そのボスの所ではジャンルセレクトが出来るため、道中よりも楽に解答することが出来るだろう。











ジャンルセレクト
各ワールドのボスは、ワールド1が魔界村のレッドアリーマー、ワールド2がロックマンのDr.ワイリー、ワールド3が名隠れキャラのモビちゃん、ワールド4がファミコンの将棋ゲームに出演したいで洋介、ワールド5がロストワールド主人公の名無しの超戦士(1P)、そして最終のワールド6がMr.T(カプコンの辻本社長)となっている。

選べるジャンルは「芸能・音楽」、「ことわざ」、「昔話・童謡」、「文系」、「グルメ」、「マンガ・アニメ」、「社会・経済」、「スポーツ」、「文学」、「理系」、「動物」、「映画」、「歴史」の計13のうち3つと、ノンセクションを合わした4つから選択することが出来る。




最も簡単なジャンルは「ことわざ」だが、このジャンルが出現する確率は極めて低いため、大体「映画」、「動物」、「歴史」、「文学」、「スポーツ」、「社会・経済」、「芸能・音楽」などが中心に出現する。「映画」や「動物」は非常に難しいので、一般的な知識があれば何とかなる「スポーツ」や「歴史」、「政治・経済」や「文学」などを選択していくのがいいだろう。

ただゲーム発売が'89年なので、当然スポーツなどは現在と異なっている部分も多いため、当時のことを良く思い出しながら解答していこう。「芸能・音楽」は昭和30年代の問題やタレントの血縁関係などの問題が難しいが、それらをプレイしながら覚えていけば解答しやすいジャンルと言える。











エンディング












あとがき

文章に対して画像が非常に多いため、このページを見る度に減らそうと思っているのですが、折角最終面までクリアして収めたものなのでどうしてもそれが出来ないままでいます。


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